マティアス・レイ
Issue 70
「梶田 真章:法然院へと通ずる道」
インタビュアー:ジョン・ドゥギル
After all, we don’t know how we will be reborn, so we need to think about that and cultivate a peaceful heart.
法然院は、長年の間、貫主である梶田 真章のビジョンにより、国際的な文化交流の中心となってきた。哲学の道からすぐの場所に佇むこの小さな寺で、ある年には50のアート展示と60のコンサートが開催された。この名高い寺院の三代目の貫主である梶田は、日本の仏教がいわゆる「葬式仏教」に成り下がってしまった現状を嘆き、京都の「僧のまち」としての対外的評価が、「神仏との結びつきを目指す篝火」となるための手段となり得るのではないかと見ている。
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